Shopee(ショッピー)ベトナムは売れる可能性があるのか?
By Tanami -08/11/2023 UTC.
ベトナムでは、オンラインショッピングの利用が年々増加しています。特に、スマートフォンの普及に伴い、モバイルコマースが急速に拡大しているのが特徴です。ベトナムの消費者は、24時間いつでもどこでもショッピングができる利便性を求めています。
1. Shopeeとは
ショッピー(Shopee)は、シンガポールを拠点とするECサイトです。2015年に設立され、東南アジアを中心にタイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、台湾でサービスを提供しています。
ベトナムでは、Facebook、Instagramに次ぐ利用者数を誇るECサイトとして知られています。アプリのダウンロード数も2,000万回を突破するなど、ベトナムNo.1のECプラットフォームとしての地位を確立しています。
2. Shopeeでの出品方法
shopeeで商品を販売するには、まずアカウントを作成する必要があります。アカウント開設は認証用のメールアドレスがあれば簡単にできます。
次にショップを開設します。このとき、販売する商品のカテゴリーを登録します。衣料品、コスメ、雑貨など細かなカテゴリーから選択可能です。
商品を登録する際には、商品名、商品説明、価格、在庫数、商品画像などの情報を入力します。商品説明はできるだけ詳細に記入することをおすすめします。
配送設定も必要です。配送料の設定、発送地域の設定などを行います。発送方法は宅配やスピーディなどから選択できます。shopeeで効果的に販売するためのポイントを紹介します。
まず、競合相手の価格を調査することが大切です。同じ商品が他のショップでどのような価格設定になっているかを確認し、競合優位な価格に設定することが必要です。
商品タイトルや説明文も重要な役割を果たします。関連キーワードを織り交ぜ、検索結果への曝露機会を高めましょう。
プロモーション機能も活用しましょう。値引きクーポンの配布や、おすすめ商品としての露出度を上げることができます。
3. ベトナムのオンラインショッピングサイトは?
ここまで、ベトナムの主要なアプリとECサイトを見てきました。ここで特徴を整理していきましょう。
3.1 スマホアプリ利用が主流
ベトナムのEC利用者の8割以上がスマートフォンからアクセスしています。特に10代~30代の若年層にとって、ショッピング=スマホアプリという認識が定着しています。
アプリなら細かなキャンペーンが実施しやすく、利用者とのエンゲージメントを高められるからです。このためアプリを展開している海外資本のプラットフォームが伸長しています。
3.2 迅速かつ安全な配送
ベトナムの消費者は、注文してから商品が配達されるまでのスピードを重視しています。24時間以内の配送をうたうECが評判です。
一方で、配送中の事故なども懸念されています。追求機能を使って配送状況をリアルタイムで確認できるサービスは安心感が高いです。
スピードと安全性を両立した配送網の構築がサイト選びの要因となっています。
4. ベトナムでのオンライン販売
4.1 消費者のEC利用率が高い
スマホの普及に伴い、ECの利用が日常的に定着しています。デジタルプラットフォームを使った買い物に抵抗感が少ないのが強みです。
ベトナムの電子商取引は、2025年までに390億米ドルを生み出すと予想されており、これは同地域ではインドネシアに次いで第2位で、2020年比で3倍の成長を意味するということだ。消費者と投資の両面で成長が見込める市場といえます。
4.2 経済成長が続くベトナム
ベトナムは安定した経済成長を続けており、GDP成長率は6~7%で推移しています。所得水準が向上し消費が拡大する中、EC市場の伸びしろはまだまだ大きいとみられています。
ASEANで最も成長が期待できる国の1つであることから、長期的なマーケットとしての魅力が高いのです。
4.3 日本産品への関心が高い
ベトナムの消費者は日本製品に対する信頼感が厚く、購入意欲も強いです。食品や化粧品、家電などに人気が集まっています。
日本の文化に親しみを感じる層も多く、日本からの輸出に力を入れる意義は大きいと言えるでしょう。
5. 結論
スマホの急速な普及に伴い、ベトナムのEC市場は 成形されたつつあります。トップを走るショッピーやLazada等のプラットフォームが消費者の支持を集めています。
日本企業にとって魅力的な市場環境が整いつつあります。特に好印象のある日本製品は人気が高く、積極的なマーケティングが求められます。消費者のニーズを捉えた商品開発とプロモーションが成長の鍵を握るでしょう。ベトナムでの販売をお考えなら、Ezbuy Japanの「ベトナムで売る」サービスをご利用いただければ幸いです。詳細はこのリンクをご参照ください。