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ベトナムEC代行とは?対応範囲・費用・委託先の選び方を解説【2026年版】

By Nanami
02/10/2026 UTC.

ベトナムでは、Shopee、Lazada、TikTok ShopなどのECモールが広く利用されており、日本企業にとってもEC市場への参入先の一つとなっています。一方、言語や商習慣、法規制、物流など、現地特有の課題への対応が必要です。

 

こうした課題に対応する方法の一つが、ベトナムEC代行の活用です。専門の代行会社に委託することで、ECサイト・ECモールの運営、商品登録、集客、受注・発送、カスタマーサポートなど、必要な業務を外部に任せられます。

 

本記事では、ベトナムEC代行の対応範囲や費用相場、委託先の選び方をわかりやすく解説します。ベトナムでのEC展開や業務委託を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1. ベトナムEC代行を依頼する前に整理すべき業務と範囲

ベトナムEC代行は、会社によって対応できる業務や範囲が異なります。依頼前に、代行会社に任せたい業務と自社で対応する業務を整理しておくことで、必要なサービスを比較しやすくなります。

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ベトナムEC代行とは何か 

 

まずは、ベトナムEC代行にどの業務を任せるのか、自社でどこまで対応するのかを明確にしましょう。

1.1. 代行会社に任せたい主な業務

ベトナムEC代行で外部に委託できる主な業務領域は、大きく次の7つに分けられます。

  • 出店・ストア構築: ShopeeやLazada、TikTok Shopなどのアカウント開設からストアページ作成まで
  • 商品登録・ページ制作: ベトナム語への翻訳、商品説明文の作成、商品画像の制作
  • 集客・販促: モール内広告、セール企画、SNS運用、KOL(インフルエンサー)の起用
  • 受注・物流: 注文処理、在庫管理、物流代行、現地倉庫からの配送、返品対応
  • カスタマーサポート: ベトナム語でのチャット対応や問い合わせ管理、レビュー対応
  • 輸入・法規対応: 輸入通関、製品登録や許認可取得のサポート、ベトナム語ラベルの作成
  • 分析・レポート: 売上データの解析、定期レポートの提出、改善施策の提案

 

すべてを最初から丸投げする必要はなく、自社のリソースや課題から逆算して必要な業務を絞り込むことが大切です。

1.2. 外部委託する業務と自社に残す業務

委託する業務を整理した後は、ベトナムEC代行における外注領域と内製化領域を明確に切り分けます。現地の専門知識が必要な実務や工数の大きい業務は外部に委託し、ブランドの方向性や経営判断に関わる業務は自社で担うなど、役割を整理することが重要です。

① 外部委託しやすい業務 

ストア運営、ベトナム語翻訳、広告運用、物流、カスタマーサポート、通関などが挙げられます。現地の言語や商習慣、専門的な制度への対応が求められるため、自社だけで体制を整える負担が大きい業務に適しています。

② 自社に残すべき業務 

販売戦略や目標の設定、価格方針や予算の決定、ブランド表現の最終確認、商品の供給や品質管理などが挙げられます。事業の方向性やコアな資産に直結するため、自社で主導権を持つことが重要です。

2. ベトナムEC代行の対応範囲と費用

ベトナムEC代行は、会社によって対応範囲や費用が異なります。依頼する業務に合ったサービスを選ぶため、対応範囲や費用だけでなく、契約条件まで事前に確認しましょう。

2.1. 作業別の対応範囲

代行会社によって、同じ業務でも対応範囲や作業内容は異なります。商品登録や広告運用など、依頼したい業務ごとに具体的な対応内容を確認し、どこまで委託できるのかを明確にしておきましょう。

  • ストア開設: 対応モールの数、審査書類の作成代行、ストアデザインの有無など
  • 商品登録: SKU数の上限、現地向けの表現調整や翻訳の質、画像制作の有無など
  • 広告・販促運用: 広告費が手数料に含まれているか、セール参加申請、KOLやライブコマース対応の有無など
  • 物流: ベトナムのフルフィルメントの形態、配送エリア、返品や不良品への対応方法など
  • カスタマーサポート: 対応時間や曜日、返信までの目安時間、クレーム時のエスカレーション体制など
  • 輸入・法規: 輸入者名義の代行、製品登録や許認可取得のサポート範囲など
  • レポート: 報告頻度、共有されるデータ指標、改善提案の有無など

特に注意すべきポイントは、見積もりに含まれない作業の確認です。基本料金の対象外となる範囲や追加コストを事前に明確にしておくことで、契約後の認識の相違を防ぎやすくなります。

2.2. 見積もり時の費用と契約条件

ベトナムEC代行の費用は、依頼範囲や商品数、販売規模によって変動しますが、主な費用項目は以下の通りです。

  • 初期費用: ストア開設や初期設定、商品登録など
  • 月額固定費: 日常的なストア運営やカスタマーサポートなど
  • 成果報酬: 売上に応じた手数料
  • 広告費: モール内・SNS広告の出稿実費
  • 物流費: 国際輸送、通関、倉庫保管、現地配送など

これらに加え、各モールへの販売手数料や決済手数料も発生するため、代行会社への報酬だけでなく、販売にかかる総コストを含めて採算を試算することが重要です。

 

また、見積もりを確認する際は、次の契約条件もあわせて確認しましょう。

  • 最低契約期間と解約条件: 途中解約の可否や違約金の有無
  • 成果報酬の計算基準: 売上総額か、返品・キャンセルを差し引いた純売上か
  • アカウントとデータの帰属: ストアアカウントや顧客データが自社名義になるか
  • 支払い条件: 決済通貨や為替レートの扱い、請求のタイミング

2.3. 自社で事前に準備すべきもの

ベトナムEC代行をスムーズに進め、立ち上げ期間を短縮するためには、事前の情報整理と社内準備が欠かせません。まず用意したいのは、商品カタログや仕様、成分、サイズなどの詳細データに加え、商品画像やブランドロゴといった販促素材です。特に化粧品や食品などは、輸入や製品登録の際に成分表や原産地証明などの各種証明書が求められるため、あらかじめ揃えておきましょう。

 

次に、初年度の売上目標や広告に投じられる予算、現地倉庫への安定した供給計画を明確にしておくことが重要です。これらを整理しておくことで、代行会社から自社の状況に合った提案を受けやすくなります。また、ベトナム国内でのブランド保護に向けて商標登録についても早めに検討しておくと、ブランド保護やトラブルのリスク軽減につながります。

 

最後に、社内の窓口担当者や意思決定のフローをあらかじめ固めておきましょう。確認や承認に時間がかかると、貴重な販売キャンペーンの機会を逃す原因にもなるため、依頼前から社内の確認・承認体制を整えておくことが重要です。

 

ベトナムでのEC展開だけでなく、現地市場への進出方法や事前準備も確認したい場合は、あわせて確認しておきましょう。

>>関連記事:ベトナム進出の進め方|市場調査・EC販売・費用を日本企業向けに解説 

3. 自社に合うベトナムEC代行会社の選び方

ベトナムEC代行会社を選ぶ際は、対応範囲や費用だけでなく、実績やサポート体制、責任範囲も確認することが重要です。自社の依頼内容や運営体制に合った代行会社を比較し、委託先を選びましょう。

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自社に合うベトナムEC代行会社の選び方

3.1. 依頼業務との適合性で比較する

ベトナムEC代行会社を選ぶ際は、自社の商品特性や事業フェーズに合致した強みを持つパートナーを見極めることが重要です。越境ECか現地輸入販売かという販売形態の違いをはじめ、化粧品や食品などの規制商材における実績や、Shopee、Lazada、TikTok Shopなど注力したいモールへの対応力をしっかりと確認しましょう。

 

また、日本のビジネス基準や承認プロセスに対する理解度も、円滑な連携に欠かせないポイントです。例えば、許認可が必要な商材なら関連する専門知識を持つ会社を、SNSやライブコマースを活用したい場合は、これらの施策に実績のある会社を選ぶなど、自社が委託したい業務領域と代行会社の専門性が明確に重なるかを基準に比較検討しましょう。

 

ベトナムでの販売形態やEC展開の進め方について詳しく知りたい方は、ベトナム販売完全ガイドもあわせてご覧ください。

3.2. 実績・連絡体制・責任範囲を確認する

候補の会社を絞り込んだ後は、実績やサポート体制、トラブル時の責任範囲をチェックし、自社の業務を適切に任せられる体制があるかを確認します。確認の際は、単なる支援社数だけでなく、自社に近い商材やモールでの具体的な成功事例だけでなく、過去のトラブル事例やその対応方法についても確認することが重要です。また、日本語対応の専任窓口の有無や、時差を考慮した連絡体制、問い合わせへの返信スピードも円滑な運営に欠かせないポイントとなります。

 

さらに、在庫の紛失や規約違反によるアカウント停止、広告規制の抵触など、万が一のトラブルが発生した際にどちらがどこまで責任を負うのかを契約書で明確にしておく必要があります。候補が決まったら複数の会社から同じ条件で見積もりを取り、まずは一部の商材やモールから小さく始めて段階的に委託範囲を広げていく方法も有効です。

 

また、在庫管理や配送、通関など、物流業務の対応範囲と責任分担も事前に確認しておくことが重要です。ベトナムEC物流の詳しい仕組みや委託先の選び方については、ベトナムEC物流も参考にしてください。

4. Ezbuy Japanが提供するベトナムEC代行サービス

ここでは、Ezbuy Japanが提供するベトナムEC代行の対応範囲や、ベトナム市場への参入を支援するサービスについて紹介します。

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ベトナムEC代行ならEzbuy Japan:出店から物流までワンストップで支援

4.1. Ezbuy JapanのベトナムEC代行の対応範囲

Ezbuy Japanでは、ベトナムでのEC販売に必要な業務を、企業のニーズに合わせて支援しています。ベトナムでのEC販売をこれから始める企業から、既存の販売業務を効率化したい企業まで、ベトナムでの販売支援を行っています。

① 出店から販売までの一括サポート 

販売アカウントの作成やオンラインストアの開設、商品ページの制作、マーケティング、フルフィルメントまで、ベトナム市場での販売に必要な業務をワンストップで任せられます。窓口が一本化されるため、複数の業者とやり取りする管理コストや手間の軽減につながります。

② 複数モールの運営を一元管理 

ShopeeやLazada、TikTok Shopなどの複数チャネルに展開する場合も、商品掲載や価格設定、在庫の同期、キャンペーン運用、カスタマーサポートまでまとめて管理します。販路を効果的に広げながら、日々の運営負担を軽減できる点が特徴です。

③ 日本とベトナムをつなぐ強固な物流ネットワーク 

日本国内の倉庫に加え、ベトナム現地の物流パートナーと連携した全国規模の配送網を構築しています。ハノイとホーチミンの拠点を活用し、在庫・出荷状況をダッシュボードで一目で確認できるほか、複雑な国際輸送や通関手続きにも対応し、税関で手続きが滞るリスクを抑えます。

④ 越境ECで培った経験とノウハウ 

メルカリやYahoo!ショッピングなどの大手プラットフォームと提携し、海外の購入者に向けた越境ECサービスを長年運営してきました。日本セラーと海外消費者の双方を支えてきた豊富な経験とノウハウが、ベトナムでの確実な事業成長をバックアップします。

4.2. ベトナムEC代行の相談・見積もりに必要な情報

ベトナムEC代行を相談する際は、商品の情報や希望する業務範囲などを整理しておきましょう。具体的な情報があると、自社に必要な支援内容を検討しやすくなります。

  • 商品情報:商品カテゴリー、SKU数、日本での販売実績
  • 販売状況:ベトナムでの販売経験、出店中のECモール
  • 希望する販路:利用したいECモール、SNSやライブコマースの活用予定
  • 依頼したい業務:EC運営、マーケティング、物流、カスタマーサポートなど
  • 目標・スケジュール:販売開始時期、売上目標、広告予算など
  • 在庫・配送方法:日本からの発送、ベトナムでの在庫保管など

 

ベトナムでのEC販売を検討している企業は、Ezbuy Japanのベトナム販売サービスを活用し、自社に合った販売体制を検討できます。

まだ具体的な方針が決まっていない場合でも、現在の課題や希望を伝えたうえで相談できます。

 

ベトナムEC代行を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。

5. よくある質問

Q1. ベトナムEC代行は、一部の業務だけでも相談できますか?

はい、商品ページ制作や物流、広告運用など、必要な業務だけを委託することも可能です。自社のリソースや運用状況に合わせて委託範囲を設定し、必要に応じて段階的に広げる方法もあります。

Q2. ベトナムEC代行の費用は、どのように決まりますか?

費用は依頼範囲や商品数、販売規模に応じて変動し、初期費用や月額固定費、成果報酬を組み合わせて算出されます。広告費や物流費などの実費も発生するため、見積もり時は対象範囲や追加費用の有無を必ず確認しましょう。

Q3. ベトナムEC代行を利用した後、自社で対応する業務はありますか?

EC運営を外部に委託した場合でも、販売戦略の策定、予算決定、ブランド表現の最終確認などは自社で担うケースがあります。レポートをもとに代行会社と方向性を共有しながら、社内で必要な判断を行い、運用方法を継続的に見直していくことが重要です。