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日本からベトナムへの送料はいくら?EMS・船便・DHLの料金と日数【2026年版】

By Nanami
31/10/2026 UTC.

日本からベトナムへ荷物を送る際、送料や配送日数は配送方法によって異なります。EMS・国際小包・船便・DHLなどには、それぞれ料金やサービス内容に違いがあります。 

また、ベトナム宛ての発送では、関税・付加価値税(VAT)や通関に必要な書類、送付できない物品についても確認しておく必要があります。

本記事では、2026年10月時点の情報をもとに、配送方法別の料金と日数、送料を抑えるポイント、発送時の注意点を解説します。

1. 日本からベトナムへの送料・日数

日本からベトナムへの送料と配送日数は、配送方法や荷物の重量によって異なります。ここでは、主な配送サービスの料金・日数を比較します。

なお、日本郵便は2027年2月1日に国際郵便料金を改定する予定です。本記事では、2026年10月時点の現行料金と改定後の料金を紹介します。

1.1. 配送方法別の料金・日数比較表

日本からベトナムへ荷物を送る主な方法について、1kgの荷物を発送する場合の料金目安と配送日数を比較します。実際の料金は重量・サイズ・利用するサービスによって異なるため、発送前に各社の公式サイトで確認してください。

配送方法

日数の目安

料金目安(1kg) 

追跡

補償

おすすめの用途

EMS

約3日

3,150円

○

無料 2万円まで

急ぎの荷物・貴重品

国際小包(航空便) 

約1週間

2,500円

○

なし

重い荷物を早めに送りたい時

国際小包(船便) 

約2か月

2,100円

○

なし

急がない大量の荷物・引っ越し

小形包装物 航空便

約1週間

1,460円

オプション

オプション

2kg以下の小さな荷物・日用品

SAL便

—

—

—

—

現在ベトナム宛ては引受停止中

国際宅配便(DHL・FedEx・UPS) 

1〜3営業日

要見積もり

○

申告額に応じる

商用・超お急ぎの荷物

スピード最優先ならEMSやDHLなどの国際宅配便がおすすめです。安さ重視の場合、2kg以下の小物は小形包装物、大型で急がない荷物は船便を選ぶと費用を抑えられます。なお現在ベトナム宛てのSAL便は引受停止中のため、コストを抑えたい方は小形包装物か船便をご検討ください。

1.2. EMS(国際スピード郵便)の重量別料金

EMSは日本郵便のサービスの中でも、配送スピードを重視する場合に適しています。追跡機能が付くほか、2万円までの損害賠償も無料で含まれます。

日本郵便は2027年2月1日から国際郵便料金を改定する予定です。EMSでは6kg以下の重量区分も変更されるため、発送予定の荷物について、現行料金と改定後の料金を公式サイトで確認しましょう。改定後の料金は、発送日と荷物の重量に応じて適用されます。

重量

現行料金 2026年10月時点

2027年2月1日以降

差額の目安

500g

1,900円

3,800円 1kg料金を適用

+1,900円 約2倍

1kg

3,150円

3,800円

+650円 約21%増

2kg

4,550円

5,450円

+900円 約20%増

5kg

8,150円

9,800円

+1,650円 約20%増

10kg

13,350円

16,750円

+3,400円 約26%増

30kg

33,350円

44,250円

+10,900円 約33%増

改定後は500g以下の荷物も1kg分の料金が適用されるため、実質約2倍の値上げとなります。書類や小物を送る予定がある方は、改定前の発送をご検討ください。

1.3. 国際小包(航空・船便)・小形包装物の料金

EMSより送料を抑えたい場合は、国際小包や小形包装物がおすすめです。

国際小包は、航空便と船便から選べるサービスです。一般的に、航空便は配送日数を短縮しやすく、船便は急がない荷物の送料を抑えたい場合に適しています。実際の料金差は重量によって変わるため、発送する荷物の重さに応じて比較しましょう。

小形包装物は、2kgまでの小さな荷物を送る際に検討できる方法です。料金は重量や配送条件によって異なるため、国際小包などの料金と比較して選びましょう。追跡や補償が必要な場合は、利用できるサービスやオプションを事前に確認してください。

1.4. ベトナムまでの配送日数

日本からベトナムまでの配送日数は、配送方法や通関状況によって異なります。国際宅配便は1〜3営業日、EMSは約3日、国際小包の航空便は約1週間、船便は約2か月が目安です。

ただし、これらはあくまで目安であり、実際の到着日は集荷時刻や通関状況、現地の休日などによって変わります。発送前に各社の公式サイトで最新の配送日数を確認してください。

ただし、提示されている日数はあくまで標準的な目安です。以下のケースでは通常より日数がかかることがあります。

  • 通関検査や課税の手続きが発生した場合

  • 旧正月テトなどの長期休暇と重なった場合

  • 新行政区画の住所表記や郵便番号に不備があった場合

急ぎの荷物や期限がある商品は、日数に十分な余裕を持って発送することをおすすめします。

2. 日本郵便 vs DHL・FedEx・UPS|ベトナム発送のおすすめは?

日本からベトナムへの発送方法には、日本郵便の国際郵便と、DHL・FedEx・UPSなどの国際宅配便があります。日本郵便は料金の安さ、国際宅配便は配送スピードや通関サポートが強みです。ここでは、各サービスの特徴と料金・配送日数の違いを比較します。

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ベトナム宛て荷物は重量と日数でDHLの配送プランを選ぶのが効率的です

2.1. DHLの料金体系と配送日数

DHL Expressは、世界各地への国際配送に対応する宅配便サービスです。日本からベトナムへ荷物を送る際も、配送スピードや追跡機能を重視する場合に選択肢となります。

① 配送日数

日本からベトナムまでの配送日数は、利用するサービスや集荷時刻、通関状況などによって異なります。具体的な到着予定日は、発送先の住所や荷物の条件を指定したうえで、DHLの公式サイトで確認しましょう。

② 料金の計算方法 

DHLの送料は、配送先、荷物の重量・サイズ、利用するサービス、燃油サーチャージなどによって決まります。

料金計算では、実重量だけでなく、荷物のサイズから算出する容積重量が適用される場合があります。容積重量の計算方法や適用条件はサービスによって異なるため、DHLの公式案内を確認してください。

例えば、縦50cm・横40cm・高さ30cmの箱は、容積が60,000cm³になります。実重量と容積重量のどちらが料金計算に適用されるかは、利用するサービスの規定によって異なります。軽くてかさばる荷物は、内容品を保護できる範囲で箱のサイズを抑えると、送料の節約につながる場合があります。

また、料金区分や適用条件はサービスによって異なります。発送前に荷物の重量とサイズを正確に測り、公式サイトで見積もりを取得しましょう。

③ 発送方法と利用のポイント

発送方法や個人での利用条件は、利用するサービスや発送元の地域によって異なります。自宅集荷や持ち込みなどの対応状況をDHLの公式サイトで確認し、自分に合った方法を選びましょう。

正確な送料を把握するには、発送元・届け先の住所、荷物の重量・サイズ、内容品などを指定して見積もりを取得することが大切です。法人で継続的に発送する場合は、ビジネスアカウントの利用条件や割引制度についても確認するとよいでしょう。

2.2. FedEx・UPSの特徴とメリット

FedExとUPSもDHLと並ぶ大手の国際宅配便です。料金体系はDHLと同様で、容積重量や燃料サーチャージが適用されます。

① FedExの特徴

FedExでは、配送スピードや予算に応じて複数の国際配送サービスを選べます。サービスごとに配送日数や料金、利用条件が異なるため、発送先と荷物の条件を指定して比較することが大切です。

利用には事前にアカウント登録が必要です。発送は集荷依頼または営業所への持ち込みで行います。燃油サーチャージは毎週変動するため発送時の確認が必要です。

② UPSの特徴

UPS も配送スピードに応じた複数のプランを用意しています。急ぎの荷物には速達系、コスト重視にはエコノミー系を選択できます。

③ 国際宅配便を利用するメリット

自社ネットワークで一貫輸送するため、到着が早く配送状況も安定しています。細かな追跡機能や通関手続きの代行、申告額に応じた補償設定も可能です。

期限のある書類やサンプル品の送付、商用商品の発送に最適な配送手段です。

2.3. 料金・日数・補償・通関の比較表

日本郵便と国際宅配便3社の違いを一覧にまとめました。

項目

日本郵便 EMS

日本郵便 

国際小包

DHL

FedEx

UPS

料金の目安

手頃

最安クラス

高め

高め

高め

日数の目安

約3日

航空便 約1週間 / 船便 約2か月

1〜3営業日

1〜2営業日

数営業日

料金計算

実重量のみ

実重量のみ

実重量と容積重量の大きい方

実重量と容積重量の大きい方

実重量と容積重量の大きい方

燃油サーチャージ

なし

なし

あり

あり

あり

補償

2万円まで無料

なし

申告額に応じ追加可

申告額に応じ追加可

申告額に応じ追加可

通関手続き

必要書類や税金の支払いは条件により異なる 

必要書類や税金の支払いは条件により異なる 

代行サポートあり

代行サポートあり

代行サポートあり

発送方法

郵便局

郵便局

集荷・持ち込み

集荷・持ち込み

集荷・持ち込み

個人利便性

最適

最適

利用しやすい

事前アカウント必要

利用しやすい

料金を重視する場合は日本郵便、配送スピードや通関サポートを重視する場合は国際宅配便が選択肢となります。ただし、最適な方法は荷物の重量・サイズ・用途・配送期限によって異なるため、複数のサービスで見積もりを比較しましょう。

日本郵便は実重量のみで計算され、燃油サーチャージも発生しません。軽くてかさばる荷物や個人からの仕送りでは費用を大幅に抑えられます。

一方、国際宅配便は料金が高めですが、通関手続きの代行など手厚いサポートが魅力です。高額商品や商用荷物、納期を優先したい発送に向いています。

少しでも安く送りたい場合は船便や小形包装物が適しています。速さとコストのバランスなら EMS、配送状況の追跡や配送スピードを重視する場合なら国際宅配便がおすすめです。

迷ったときは日本郵便と国際宅配便の両方で見積もりを取り、実際の金額を比較して選択しましょう。

3. ベトナムへの発送ルール|関税・書類・禁制品

ベトナムへ荷物を送る際は、送料だけでなく、関税・必要書類・禁制品などの発送ルールも確認が必要です。ルールに違反すると、通関の遅延や返送につながる可能性があります。ここでは、日本からベトナムへ発送する前に押さえておきたい注意点を解説します。 

3.1. 受取人の個人識別番号と税務番号の記載ルール

ベトナム宛ての発送では、通関に必要な受取人情報を事前に確認しておくことが重要です。荷物の種類や配送サービスによって必要な情報が異なる場合があるため、日本郵便や利用する配送会社の最新の案内を確認しましょう。

日本郵便のEMSや国際小包では通関電子データのTAXコードやVAT番号欄へ入力します。記載がないと通関が停止する恐れがあるため発送前に受取人へ確認が必要です。また配達や通関時の連絡をスムーズにするため受取人の携帯電話番号も忘れずに記載してください。

3.2. 新行政区画と郵便番号の正しい書き方

ベトナムでは、2025年7月1日から新しい住所・郵便番号制度が適用されています。日本郵便も、ベトナム宛ての郵便物には新制度に基づく正確な住所と郵便番号を記載するよう案内しています。旧情報では配達に支障が生じたり、返送されたりする可能性があるため、発送前に受取人へ最新の住所を確認しましょう。

日本郵便では、2025年7月1日から適用された新しい住所・郵便番号制度に基づき、ベトナム宛ての郵便物に正確な住所と郵便番号を記載するよう求めています。旧制度の情報では配達できず、差出人に返送される場合があるため、発送前に受取人へ最新の住所を確認しましょう。

3.3. 関税と付加価値税の課税ルール

ベトナムでは少額荷物に対する免税制度の見直しが進んでいます。

2025年2月より100万ドン以下の少額荷物に対する付加価値税VATの免除措置が廃止されました。現在は少額荷物であっても原則として標準税率10%または軽減税率8%のVATが課税されます。

ベトナムでは、2025年2月18日から、国際郵便・国際宅配便で輸入される少額貨物について、従来のVAT免税措置が廃止されました。ただし、実際の課税額は商品の種類や課税価格、適用される制度によって異なります。関税とVATは別の税金であるため、発送前に配送会社やベトナム税関の最新情報を確認しましょう。

ベトナムで発生した関税やVATは原則として受取人が支払いを行います。日本郵便では課税対象となった荷物は税関窓口での受け取りとなる場合があります。受取人に負担をかけたくない場合は、発送側で税金を負担できる国際宅配便の元払いサービスを利用すると便利です。

ベトナム向けに商品を継続的に輸出・販売する企業は、関税やVATの確認に加え、現地での販売体制も整える必要があります。ベトナムでの販売支援サービスも参考に、販売開始に向けた準備を進めましょう。

3.4. インボイスと税関告知書(CN22・CN23)の書き方

国際郵便で物品を送る際は税関告知書やインボイスの添付が必要です。書類に不備があると通関の遅延や返送の原因となります。

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ベトナム宛て国際郵便 インボイスと税関告知書CN22 CN23の書き方

国際郵便で物品を送る際は、内容品や発送方法に応じて税関告知書やインボイスなどの書類が必要です。必要書類や提出方法は配送サービスによって異なるため、日本郵便の最新の案内を確認し、品名・数量・価格を正確に記載しましょう。

書類は英語で記入し、品名は具体的かつ明確に記載する必要があります。単に衣服と書くのではなく綿製Tシャツのように素材まで特定して記載します。贈り物やサンプル品であっても正確な数量と単価の明記が必要です。

内容品の価格や発送条件によっては、日本側で輸出申告が必要となる場合があります。申告の要否や必要書類は荷物の内容・価格・発送方法によって異なるため、日本郵便や税関の最新案内を確認してください。

3.5. ベトナムへの禁制品と規制品

ベトナム宛ての国際郵便では送れない物品が細かく定められています。日本では一般的な商品であっても輸送不可となる場合があるため事前の確認が欠かせません。

ベトナム宛ての発送では、日本郵便などの配送事業者が定める禁制品と、ベトナム側の輸入規制の両方を確認する必要があります。危険物や輸入が制限されている物品は、品目・数量・配送方法によって送付できない場合があります。

リチウムイオン電池を含む製品や食品なども、種類や梱包状態によって条件が異なることがあります。発送前に日本郵便の国別条件表と利用する配送会社の案内を確認してください。

4. ベトナムへの送料を安くする5つの方法

日本からベトナムへの送料は、配送方法や荷物の梱包方法を工夫することで節約できます。ここでは、送料を抑えるための5つの方法を紹介します。

4.1. 急がない荷物は船便を選ぶ

到着を急がない荷物には、国際小包の船便が選択肢となります。航空便より配送に時間がかかりますが、送料を抑えられる場合があります。衣類や書籍などを送る際は、送付できる品目かどうかを確認したうえで、料金と配送日数を比較しましょう。

4.2. 2kg以下の小さな荷物は小形包装物を使う

2kg以下の小さな荷物を送る場合は、小形包装物も選択肢になります。送料は重量や配送方法によって異なるため、国際小包などの料金と比較して選びましょう。追跡や補償の条件も事前に確認することが大切です。

4.3. 荷物をまとめて1個口で送る 

複数の荷物をまとめて発送すると、送料を抑えられる場合があります。ただし、料金は重量区分やサイズ、配送方法によって異なります。梱包後の重量とサイズを確認し、複数個に分けて送る場合と1個口にまとめる場合の合計料金を比較しましょう。

4.4. 梱包を工夫して重さとサイズを抑える

送料を抑えるには、梱包後の重量とサイズを確認し、必要以上に大きな箱や重い梱包材を使わないことが大切です。国際小包では重量区分、国際宅配便では容積重量が料金に影響する場合もあります。内容品を保護できる範囲で、荷物に合った梱包方法を選びましょう。

4.5. 割引制度と料金改定のタイミングを活用する

発送タイミングや各種割引の活用も有効なコスト削減策です。日本郵便は2027年2月1日に国際郵便料金を改定する予定です。発送予定がある場合は、差出日を基準に改定前後の料金を比較し、最新の料金表を確認しましょう。

また国際小包を同時に複数差出す際の同時差出割引や、国際宅配便の法人向けアカウント割引など、状況に応じた制度の適用条件を事前に確認し活用しましょう。

ベトナム向けの継続的な商品発送を検討している企業は、送料の見直しとあわせて、現地での販売方法も確認しておきましょう。ベトナムでの販売方法も参考になります。

5. ベトナムから日本の通販を利用する方法

ベトナムから日本の通販サイトを利用するには、海外配送や転送サービス、購入代行などの方法があります。ここでは、Amazon.co.jpの海外配送や決済時の注意点も含め、日本の商品を購入する方法を解説します。

5.1. Amazon.co.jpはベトナムへ直送できる?

Amazon.co.jpはベトナムへの海外直送に対応していますが対象商品や利用条件が限られています。

Amazon.co.jpの商品には、ベトナムへの海外配送に対応しているものと、対応していないものがあります。配送可否や送料は商品・販売元・配送先によって異なるため、商品ページや注文手続き画面で確認しましょう。

ベトナム宛ての送料は1回の注文あたり850円から設定されており商品の種類や重量に応じて変動します。関税や付加価値税VATの事前徴収を行うAmazonGlobalの適用可否によって税金の支払いタイミングが異なります。注文確定前の画面で送料と税金の取り扱いを必ず確認してください。なお日本のAmazonアカウントは他国のAmazonとは独立しているため個別の登録が必要です。

なお、日本の商品をベトナム向けに継続的に販売する事業者は、国際送料だけでなく、商品の保管・梱包・発送にかかるコストも考慮する必要があります。Amazon FBA以外の発送代行サービスも参考に、自社に合った物流体制を検討しましょう。

5.2. 海外発送不可の商品を買う方法|転送サービスと購入代行

Amazon.co.jpで海外配送対象外となっている商品や海外発送非対応の通販サイトを利用する場合は転送サービスや購入代行サービスの活用が有効です。

転送サービスは、日本国内の住所で商品を受け取り、海外へ再発送するサービスです。複数のショップで購入した商品をまとめて発送できる場合もあります。

一方、購入代行サービスは、商品の注文や買い付けから海外発送までを代行するサービスです。日本国内の決済手段や住所がない場合にも選択肢となりますが、商品代金や送料とは別に手数料がかかることがあります。

購入代行サービスは欲しい商品のURLを指定するだけで商品の買い付けから海外発送までを業者が一括して代行する仕組みです。海外発行のクレジットカードが使えない場合や日本国内の連絡先がない場合でも利用可能です。手軽に利用できる一方で商品代金や送料とは別に代行手数料が発生します。

日本の商品をベトナムから購入する際は、転送サービスや購入代行を利用する方法があります。購入したい商品を探している方は、ベトナムで人気の日本商品も参考にしてみてください。

いずれのサービスを利用する場合でもベトナムへの発送時には受取人の個人識別番号や新住所の登録が必要となります。また缶詰やはちみつなどの禁制品は転送サービスを経由しても発送できないため事前の確認が重要です。

5.3. 海外発行クレジットカードが使えない理由と対処法

日本の通販サイトでは不正利用防止対策や本人認証システムの影響でベトナム発行のクレジットカードが拒否される場合があります。またカード会社側で海外オンライン決済が初期設定で無効化されているケースや請求先情報の不一致も原因となります。

決済エラーが発生した際はまずカード発行銀行のアプリ等で海外決済の有効化や本人認証機能の設定状況を確認します。利用限度額の確認や登録情報の見直しも有効な手段です。

設定変更後もカードが使えない場合は決済方法の変更をおすすめします。PayPal等の決済サービスの利用や購入代行サービスの活用、日本国内の知人への代理購入依頼を検討してください。

Amazon.co.jpは海外発行カードに対応しているケースが多く見られます。まずはAmazonでの購入を試し対応していない商品のみ転送サービスや購入代行を組み合わせると効率的です。

6. ベトナム向け越境ECの送料削減と安定出荷

ベトナム向けの越境ECでは、送料の最適化と安定した出荷体制の構築が重要です。ここでは、日本からベトナムへ商品を販売する事業者向けに、物流コストを抑え、継続的に出荷するためのポイントを解説します。

6.1. 個人発送と越境ECの違い

個人の仕送りと商用目的の越境EC出荷では、必要な手続きや管理項目が異なります。商品を販売する場合は、正確なインボイスの作成に加え、商品の種類に応じた輸入規制や税金の負担者を事前に確認することが重要です。

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ベトナム向け個人発送vs越境EC 

また、ベトナムでは少額の輸入貨物も課税対象となるため、受け取り時の税金発生による購入者の受け取り拒否や返送トラブルを防ぐ対策が求められます。販売サイト上で関税や付加価値税(VAT)の負担者を明示し、購入者に事前に案内しておきましょう。

取扱商品の輸入規制にも注意が必要です。食品や化粧品、電気・電子製品などは、品目や用途、輸入条件によって、届出や登録、認証などの手続きが必要となる場合があります。販売前にベトナム側の関連規制を確認しましょう。

さらに、継続的に出荷する場合は、送料や梱包費が利益率に影響します。出荷件数や取扱量に応じて、配送会社との法人契約や割引制度の利用を検討し、コストと配送品質のバランスが取れた物流体制を整えることが大切です。

ベトナムでのEC販売に必要な業務や、代行会社への委託範囲・費用について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。

>>関連記事: ベトナムEC代行とは?対応範囲・費用・委託先の選び方を解説【2026年版】  

6.2. 送料の商品価格への反映方法

越境ECにおいて送料の提示方法は購買率や利益率に直接影響を与える重要な要素です。商品価格に送料をあらかじめ含める方法は購入者にとって総額が分かりやすいメリットがあります。一方で実費加算方式は赤字リスクを抑えやすく、一定金額以上の購入で送料無料とする設定はまとめ買いを促進する効果があります。

価格設定時には梱包資材を含めた正確な重量区分の把握が欠かせません。さらに国際宅配便の燃油サーチャージや為替変動のリスクを見込んで余裕を持たせた設計が求められます。関税や付加価値税VATを販売者側が負担するDDP条件で発送する場合は税額分も考慮して商品価格へ反映させる必要があります。

また配送会社の料金改定への迅速な対応も極めて重要となります。日本郵便による2027年2月1日の国際郵便料金値上げなどに備え、主力商品の配送コストを事前に試算し適切なタイミングで送料設定の変更を実施しましょう。

6.3. 物流代行と発送代行のメリット

出荷件数が増えた場合は、物流代行や発送代行サービスの活用も選択肢となります。商品の保管・梱包・発送などを委託することで、社内の作業負担を軽減できる場合があります。また、出荷量や契約条件によっては、送料の削減につながる可能性もあります。

ベトナムの現地倉庫を活用する方法もありますが、国際輸送費に加え、輸入時の税金や保管費、現地配送費を含めて費用対効果を比較することが重要です。

代行会社の選定時にはベトナム宛ての発送実績や最新の住所制度、個人識別番号ルールへの対応力を確認することが重要です。事業の成長段階や出荷数量に合わせて自社発送から代行サービスへと段階的に切り替えると安定した物流体制を築けます。

ベトナムでの物流体制を整えるだけでなく、事前にベトナム市場への進出方法を把握しておくことも重要です。

7. よくある質問

Q1. 日本からベトナムへ1kgの荷物を送る送料はいくらですか? 

日本郵便を利用する場合、1kgの送料は最安の小形包装物(航空便)で1,460円、EMSで3,150円程度となります。船便なら2,100円、国際小包の航空便なら2,500円が目安です。なお、2027年2月1日の料金改定によりEMSの1kg料金は3,800円に値上げされる予定です。

Q2. 日本からベトナムまで荷物は何日で届きますか?

配送手段により異なり、国際宅配便は1〜3営業日、EMSは約3日、国際小包の航空便は約1週間、船便は約2か月が目安です。ただし税関での検査発生時や旧正月テトの時期と重なる場合は通常より時間を要するため十分な余裕を持った発送が必要です。

Q3. DHLで日本からベトナムへ送ると何日かかりますか?

DHL Express を利用すると通常1〜3営業日ほどでベトナム現地へ到着します。当日中の航空機積載体制が整っているため国際郵便の航空便よりスピーディーに届きます。集荷時刻や通関状況で前後するため事前に公式サイトで見積もりを取るのが確実です。

Q4. 日本からベトナムへ最も安く荷物を送る方法とは?

重量が2kg以下なら小形包装物、2kgを超える急ぎでない荷物なら国際小包の船便が最も割安な手段となります。10kgの荷物は船便で6,600円となり航空便の約半額で送れます。到着まで約2か月かかる点や小形包装物には標準で追跡がつかない点に注意しましょう。

Q5. 日本からベトナムへ荷物を送ると関税や税金はかかりますか?

少額の荷物であっても原則として付加価値税VATが課税されます。2025年2月より100万ドン以下の少額免除制度が廃止されたためです。関税については免税継続と廃止の両説があり見直しも進んでいるため、受け取り時の混乱を防ぐよう受取人へ事前案内しておきましょう。

Q6. 日本からベトナムへ送れないものはありますか?

送付できる品目は、日本郵便などの配送事業者が定める禁制品と、ベトナム側の輸入規制によって異なります。危険物や輸入が制限されている商品などは、送付できない場合があります。食品や電池を含む製品などを送る場合も、品目や配送方法ごとの条件を事前に確認してください。

8. まとめ

日本からベトナムへの送料は、荷物の重量・サイズや配送方法によって異なります。料金だけでなく、配送日数や追跡・補償の有無も比較し、荷物の用途や予算に合った方法を選びましょう。

発送前には、宛先情報や関税・VAT、禁制品などのルールも確認しておきましょう。また、日本郵便の国際郵便料金は2027年2月1日に改定予定のため、発送時点の最新料金を確認することが大切です。

日本からベトナムへ商品を継続的に販売する場合は、送料だけでなく、在庫管理や注文処理、梱包、現地配送まで含めた物流体制の整備が重要です。Ezbuy Japanでは、海外発送から越境ECの販売まで、事業者のニーズに応じたサービスを提供しています。

出荷業務の効率化を目指す企業には、商品の保管から注文処理、梱包、発送までを委託できる倉庫フルフィルメント代行サービスがおすすめです。

また、ベトナム市場への進出や現地でのEC販売を検討している企業には、ベトナムでの販売サービスをご案内しています。現地市場への展開に向けて、自社の目的に合ったサービスをご検討ください。

ベトナム向けの送料や物流体制の見直し、越境ECの展開についてお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。